お祝いでもらったキューブのお話 飽きが来ないデザイン
手放して3年以上経ちますが、日産キューブキュービックは非常に思い出深いクルマでした。
子供を授かった際に、義父がお祝いで新車で買ってくれました。
その前に乗っていたのがシルビアだったのですが、シルビアは屋根が低くドアの位置も低いので乗り降りがしにくいクルマでした。
更に後部座席の居住性も悪いので、家族が増えるにあたってキューブキュービックは最適のクルマでした。
初めてキューブキュービックに乗った時の印象は、とにかく頭上の空間が広いことでした。
シルビアとは段違いで、乗り始めて暫くの間は何となく落ち着きませんでした。
更に、キューブキュービックで初めてAT車に乗ることになったのですが、AT車は楽ですがアクセルとブレーキを踏む以外何もすることがありません。やはり初めのうちは、渋滞の時は眠くならないだろうかと変な心配をしました。
シルビアは2ドアでしたが、キューブキュービックは5ドアのステーションワゴンなので買い物に行く時にはシルビア以上に重宝しました。
荷物の積み降ろしもシルビア以上に楽で、家族が増えると買い物の量は必然的に多くなりますから、本当に有難かったです。
キューブキュービックは7人で乗ることも出来たので、お宮参りの時に7人乗りにして神社へ行きました。
ただ、一番後ろは空間が本当に狭く、座った人はちょっと窮屈だったと思います。
7人乗りのクルマというよりは「7人乗せることも出来る」クルマでしたが、7人乗せないとクルマを2台出さなければならなかったので、これも重宝した設計でした。
後部の窓も、バックする際に後ろがより見やすい設計だったので、バックも楽でした。
キューブキュービックのデザインも、飽きのこないデザインでした。
角ばったデザインは、一時期「ペキペキスタイル」と軽蔑されていましたが、キューブキュービックはあのデザインだったからこそ売れたのだと思います。
角ばったデザインだから室内の面積も最大限とれるし、丸いヘッドライトと角ばった車体も何だかバランスがとれていて親しみやすかったです。
残念ですが物事は何でも始まりがある以上必ず終わりがありますので、9年で手放してしまいましたが、また乗りたいかと聞かれればもう一度乗りたいクルマです。