4WDのラパンを購入するまでのストーリー
実家から譲り受けた車が故障で廃車となったとき、初めて車の購入を思い立ちました。
最初は「どんなデザインでもいい。安く、お得な車を」と思い、中古車サイトを調べ始めたのですが、たくさんの車を見ているうちに、自分の気に入ったデザインの車にばかり目がいくようになりました。車種によっては安いものもあるのに、最終的にお気に入り登録していくのはスズキのアルトラパンばかり。
思えば自分が大学生のころから、街で走るラパンを見ては憧れていて、正面についているうさぎのマークに心ときめかせていたものです。
「車は走ればそれでいい」とは思っていたものの、やはり高い買い物、外観や内装など、自分の気に入ったこだわりが出てくるものだと実感しました。
調べていくうちに、ラパンと同じデザインの「スピアーノ」という車があることも知りましたが、ラパンにしかないうさぎのマークがどうしても愛しくて、そこからは、ラパンに絞って中古車サイトを探しまくりました。
ラパンはいろんな色が出ていてかわいいのですが、今後のメンテナンスのことを考えると、色は白か黒に絞りました。
こすって色がとれてしまっても、白や黒なら、ホームセンターの売り場に必ずあるし、自分で修理しても違和感がでにくいと思ったからです。
また、ホワイトパールの外観に、内装の深めのブルーのシートの色の組み合わせが、さわやかでたいへん気に入り、5万キロ走った車ではありましたが、購入を決めました。見た目に関しては、何年も乗っている今でもずっと気に入っており、これにして正解だった!と思っています。
また、その車が4WDであることも魅力に感じ、購入の決め手でもありました。車素人の私からすると、泥や雪にはまってしまった場合、タイヤが4つとも動く方が、脱出しやすいだろうと考えたからです。
しかし、私はそんなにレジャーに出かけるタイプでもなく、街中をちょこちょこと走らせるくらいならば、特に必要のない機能だと今になって感じています。
むしろ、4WDであることで燃費が比較的悪かったり、サイドミラーを破損したときも、熱線入りの特殊な部品を使用しているとのことで、部品代が普通のラパンより割高になってしまったりするなど、コスト面で高くついてしまい、こればかりは失敗したかなあと思っています。